仮題『浮いた熱の中』冒頭 

マスクをしていると視界がかすむのは吐く息のぬくもりで眼鏡のレンズがにごるからで、視界がかすむとなんだか息苦しくなるような気がして、マスクを下あごまで下げると、いつも空気ってこんなにも冷えていたんだっけ、となる、この時期、外にいると。 朝から…

仮題『湯気の皮、朝の顔』 冒頭

移り行く景色を常夜灯でかぞえる癖がついたのはいつからだろうとおもいだそうといくら指を折ろうとも最初にかぞえてしまうのは右手の親指がなす「一」で、どうあがいても「零」にはたどり着けない、というのはいくらか比喩的で、いや、比喩的というより詭弁…

だれのためでもない近況報告

今の職場を来年の一月末で辞めることになった(勤務期間11ヵ月!)。二月の上旬から自由が丘の和食屋で働くことが決まっている。仕事を辞めるタイミングで引っ越しもすることになっている。双子のTとルームシェアする予定である(場所は新丸子から自由が丘の…

今、ここでうまれた きみはあわくひかりはじめる 着古した服もすでにしてあたらしい 袖をとおす感覚 あざやかな 髪をととのえる手つきの大胆に 目元がこたえて笑う きのうまでの悲しみも 怒りも不安も 脱ぎ捨てて洗いながした 飽きるほど耳をふさいできただ…

8/9

柴崎友香『きょうのできごと 増補新版』を読みすすめる。すさんだ気もちがおだやかになっていくのがわかる。世界のゆたかさを想像する余裕が、精神のうちにほんのりと生じるのがわかる。それは生じると同時に活力となる。 ほんとうに好きな作家だと、あらた…

『なつかしい遠雷』冒頭 改稿

空がぼんやりと帯びはじめた色は藍色で,とおくの山々はじぶんにできた闇と影のちがいをしずかによろこんでいた。もうすこし近くの工場たちはひかえめにきらきらとして、ずっと精彩をはなっていた。きれいだった。眠気の脱力に勝てないわたしはヘッドレスト…

8/8

労働。台風のせいで暇だった。帰宅後、小説を読み、小説を書いている。何か、絶対的に足りないものがある。眠気と頭痛、全身のよわいかゆみ、その奥にある焦りがまだ寝るべきではないと頭を無理に覚醒させている。明日の朝は起床がつらそうだ。 南瓜豆腐は南…

7/31

浅い眠りだった。目が覚めた時点でつかれていた。二度寝した。これは必然だとおもった。一時間後に目を覚ますと、今度こそ起きようと身体をおこした。ひどく蒸し暑かった。筋トレをして、読書をした。十時半に家を出た。 労働。まぁまぁ。いい発見もあった。…

7/30

昨夜の深酒が抜けないせいで起き抜けの頭がいたかった。目がぼこっと腫れていた。左目が特にひどく、痛みもあった。しばらくかすんでいた。正午過ぎくらいには気にならなくなった。ここ数年、なぜか目がひどくよわっちい。ひとに言われて腫れていることを自…

7/28

「わたし」による「四つ目のルパン」の伝記、またルパンに関する考察によって構成されたテクスト。横浜在住の「わたし」は立ち寄った丸の内KITEEでとある老女を目にし、彼女にふかい印象をいだく。さまざまな理由から勝手に彼女のことを「四つ目のルパ…

7/27

労働。へとへとですわ。FさんとOさんはすごく似ている。Fさんの方が職人としては断然腕が立つが。思い込みと被害者意識のつよい人間には正直言うことが限られてくる。すこしでも反論しようものなら、お前はあっち側なのか、となる。そういった狭い視野で物事…

7/23

労働。じぶんには足りないところがあると日々実感している。ココペリにソウダガツオのたたきを持って行った。見知らぬお客さんからビールを一杯おごってもらえた。やったね。手荒れがひどいのでハンドクリームをぬって手袋をして寝た。

7/21

労働。別場所にてFさんとEさんから暴露話。こういうの腹いっぱいっすわ。福富町で韓国焼き肉をたらふく食ったので、いわば心身ともにやね。

7/20

長い労働と、学習と、酩酊と、忘れ物。そして早起きと、ルネサンス。

7/19

労働。板長にどえらく怒られた。Eさんからうな丼を買った。うまかった。明日はとても早く出勤しなければならない。入社以来、どんどん出社時間が早くなっている。これ以上おれに努力を求めるのは酷でないかい? いろいろと足りない人間であることはまちがい…

7/18

昨夜は小説を書くといって書かなかった。書けなかった。録画したフリースタイルダンジョンを観た。漢がかっこよかった。やっぱ頭韻で踏んでいくスタイルはいいな。初代はR‐指定と漢が好きだった。蓮實重彦『凡庸な芸術家の肖像』を読みはじめた。柴崎友香『…

7/17

二連休後の労働。日焼けのあとが痛い。あとで痛くなるってわかっていたのに。たのみのつなの日焼け止めはEさんのせいでうまくぬれなかった、そんな昨日。千葉の鴨川、六年ぶりの海だった。白波を浴びているだけで笑いが止まらなかった。海と触れ合っていると…

仮題『汽水の朝』 修正と加筆

夏至のちかい六月上旬ともなれば夜が明けるのも早く、午前四時をすぎた時点でしだいに空は白みはじめている。とうとう漆黒へと染まりきらなかった夜闇は透きとおった藍色へと変相し、雲ひとつない空は凪海のように澄みわたっている。あまりにも透徹した藍色…

仮題『汽水の花』

夏至のちかい六月上旬ともなれば夜が明けるのも早く、午前四時をすぎた時点でしだいに空は白みはじめている。とうとう漆黒へと染まりきらなかった夜闇は透きとおった藍色へと変相し、雲ひとつない空は凪海のように澄みわたっている。あまりにも透徹した藍色…

最近のこと。適当に。

最近も相変わらず無職ライフを謳歌している。基本的には六時前に目覚め、筋トレをして、ジョギングをするというルーティンをこなしているのだが、最近は雨や雪のせいでジョギングをしないこともあった。それに睡眠時間が足りず布団から出るのがどうしてもお…

1/24 wed

六時前から目覚めていたものの、布団のぬくもりにすこし甘えてしまった。なんだかんだと六時二十分前に起床。三十分ほど筋トレ。のちにジョギング。路上にはまだ雪がちらほらと残っていたものの、この日は問題なく走ることができた。路肩や電柱の下に寄せら…

1/23 tue

六時過ぎに目覚めた。立ちあがり、窓の外へと目を向けると路上に雪が積もっているのがわかった。車道は自動車がとおったせいで霙状の轍が何本かひかれており、自室からでも凍結している部分がちらほらと確認できた。あれはあれであぶないのではないかとおも…

1/22 mon

五時前に一度目が覚めた。嫌な夢を見た気がする。その時から胃の調子がおかしかった。あと一時間で回復するとはおもわなかったが、薬も飲まずに目を閉じた。眠ることはできず、ただ目を閉じて布団の中で暖をとった。今にしておもえば、ああいう時間が本当に…

1/21 sun

六時十五分起床。五分ほど布団の内でごろごろとしてから起床。三十分の筋トレ。のちにランニング。この日は前日の銭湯のおかげか、筋肉痛や背中の痛みをほとんど気にせず運動することができた。やはり銭湯は偉大である。前日より空気が冷えていたせいか、途…

1/20 sat

五時前に一度起床し、炬燵で寝てしまったことを後悔し、布団で寝直した。背中と肋骨の内側がかなり痛かった。六時十五分にふたたび起床。約三十分筋トレしてからジョギングに移行した。痛みがあるため本来ならば行わない方が賢明だとおもわれたが、習慣化し…

1/19 fri

六時半過ぎに起床。三十分の筋トレ。この時点で肋骨の内側と内腿が筋肉痛を起こしていることを知った。その後ジョギング。二日目。前日と同じコースを走った。前日よりもやく三十分早いスタートだったため、その分だけうす暗かった。人はおなじようにまばら…

1/18 thu

七時前に目覚めた。そこから約三十分間筋トレをしてジョギングをした。横浜では初となるジョギングである。家から根岸森林公園まで向かい、その後園内をまわり、少々ブレイクをはさみ、また走って帰宅した。めちゃくちゃきつかった。まず家を出てから最初の…

1/17 wed

8時起床。筋トレ。この日から本格的な無職生活となる。つまりすべての管理はおのれ次第ということである。金も、時間も、増やすも、減らすも、すべてはじぶんの選択ひとつにかかっているということだ。これはこれで、けっこうおそろしい。しかし目下のところ…

1/13 sat

H社長へ ぶしつけな手紙となってしまい、申し訳ございません。面とむかって話すとうまくことばにできないとおもい、勝手ながら拙文をしたためてきました。このまま捨てていただいてもかまいませんが、気が向いたら最後までお付き合いください笑 前置きはさて…

1/7 sun

労働。この日からじぶんが抜けてからのためにポジションチェンジ。ちょっとだけ緊張したけど無事にこなせた。基本的には不器用キングという自己認識だけど、意外とうまくいったので、あれ? おれってこんなんだっけ? となった。まぁ四年近くいて、できない…