10年前、あれだけ死にたくて、みじめで、つらくて、自分勝手で、リビドーとデストルドーに憑りつかれて、いつも疲れていて、自意識過剰だったあの頃の自分は、どこに行ってしまったのだろうか。 でかい十円禿を二つも作って、自殺するつもりで小平のぼろ部屋…

仕事でInstagramを使うようになって久しい。あそこに知的なものは一切ないなと切実に実感している。 情報は山のようにある。その裏の人間関係、金銭の流れ、他人の欲望のるつぼは正に東京という感じがする。 東京では、ほとんどの人が他人の欲望を生きている…

たぶん知っている人は知っていると思うけど、現在赤坂の割烹で料理長をしている。客単価は約25,000円。決して安くはない。 料理長というと、何人かいる料理人を束ねるような雰囲気だが、店が小さいこともあり基本的に一人で仕込んで一人で営業の調理を回して…

最近、猫背と巻き肩が大分改善されて身長が2センチくらいの伸びた笑 183.5くらい? けっこうでかい。 筋トレもそれなりに続いている。 和食の料理人として、極力ステレオタイプから離れた方法で成功したいと強く思う。

色々と話したいことはあるけど、まだ時期じゃないし、まだ話せることはそんなに多くない。 料理人として、すごく大きな分岐点にいる気がする。選べる未来が何個もあれば良いのに。 この選択を正解にするのは自分自身だし、焦ってどうにかなるものでもないけ…

……さて、ところで。雨が降っている。三月の雨は砂ぼこりと花粉を一時的にやわらげるが、やがて雨雲が去れば春の嵐と化して大気をさらに狂わせる。ぼくに言わせればそんなのは茶番だ。ぼくは例の家の近くのコンビニエンスストアでカヤマをふたたびう見かけた…

仮題『雛の月』

いったいどこから書きはじめればいいのだろう? これが日記であること、しかも期間限定の日記であることだろうか? 記録それとも、これがただの私信であることだろうか? だれに宛てたものかは勘の良い読者の皆々様にはおのずとわかるだろう。それまではしば…

小説、やはり書けない。書くことが、じぶんにはとことんない。 ウルフの新訳、欲しい。けれど新たな包丁を買ってしまったせいで金がない。 次の職場、人形町ではなく赤坂になりそう。 背中を痛めてしまったせいで普段の筋トレを中断し、別のトレーニングを行…

『渚にて』冒頭五枚

沿岸を行く自動車が徐々に増えていく。半数ほどがヘッドライトを灯し、遅くもなく早くもない速度で二車線道路を緊張感のない隊列のようにすすみ、ベルトコンベアーのようにすれちがっていく。上空では若い海鳥が声もなく帆翔し、山肌に近いさらに上空では鳶…

今の職場を2月中に退職することになっていて、次の職場ももう決まっている。 次は人形町で、今よりもっと高単価の懐石料理屋で副料理長のポジションでやらせてもらう予定だ。 収入はおそらく下がるし、休みは少なくなるし、日々の労働時間も増えるだろう。 …

今村夏子『あひる』を読み終わった。本当に上手くて、むごくて、それでいて誠実な作家だと思う。

誰か銀座の割烹で働きたい人いないですかね。 調理場の三番手にはなるんですが。。。 飲食にしては休みも多いし、色々と経験できる職場だと思います。 https://ginzakuki.com/

本を楽しく読んでいる時の何とも言えない幸福感、没入感は何にも代え難い贅沢だと思う。 まず本を読める心身のコンディションであること、その時の自分に合う書物に出会うこと、読書に対して前向きな気持ちでいられること、その三つを満たすことは自分にとっ…

最近Twitterで更新されるちいかわを見て泣きそうなる日が続いている。夜中にひっそり歌っているちいかわが突如やってきたギチギチに一人で対抗しようとするところがすごくいい。疲れているとかそういうことじゃなくて、単純に年々涙もろくなっている。自分に…

https://www.instagram.com/p/CVAnETpFmdh/?utm_medium=copy_link これ以上でも以下でもないです。 とりあえず頑張ってお仕事してます。

何をどう選択して生きていくか、本当に難しいことばかりだ。 一瞬一瞬が分岐点のように思えてならない。 今は懸命に、ひたむきに、前向きにやるしかないな。快晴のおかげか前向きになってきた。 自分をもっと変容させないとな。

今年は体調の悪い日が多く、最近もあまり優れない。しかし緊急事態宣言が明けた影響で忙しい日が続いており、率直に言ってかなりしんどい。疲れ取れへん。頭痛い。身体だるい。 仕事中はアドレナリン出てるからか全然気にならないけど、営業後や朝が明確につ…

去年から知り合った一歳年下のWさんは自分が知る限り最もハイスペックな人間で、接していると本当に頭の良い人がこの社会への適合にステータスを全振りするとってこうなるんだなぁとほぼ畏敬の念に近い感動を覚えることがある。 そんな彼と知り合ったのは以…

小説ってどうやって書くんだっけか? というか、小説書くのってめっちゃ難しくない? 今現在まともに小説も読んでないし、本当に書きたいと思っているのかもわからん。 でも、過去小説を書いているだけで終わった一日、小説のことだけを考えていた一日という…